政治と統一教会の癒着の歴史に終止符を。

「もうガマンできない?」下村博文氏が森元首相に反撃開始「政倫審ではブルったくせに」嘲笑と共に永田町界隈で出回る35年前の「選挙公報」(デイリー新潮)

報道紹介
2024.05.20

 安倍派幹部だった下村博文元文部科学相が永田町で失笑を買っている。3月に出席した政治倫理審査会では「知りません」を連発して口を閉ざしていたのに、最近になって急に「岸田首相が森(喜朗)元首相に経緯を詳しく聴取する必要がある」などと森氏への反撃を開始したからだ。「今更なんなんだ。国会に出てきた時にやれよ」(政治部デスク)などと永田町関係者はみな呆れ返っている。

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自民党に居場所がないと悟ったのか「新党結成」にまで言及

 5月15日、国会内で講演会を開いた下村氏は、安部派の政治資金パーティー収入の不正還流について饒舌に語り出した。まず、口にしたのは自身が受けた「党員資格1年停止処分」への恨み節で、

「真相解明がなくてただスケープゴートのような形で処分された」

 その後も止まらず、森元首相をターゲットにした発言を繰り出した。

「2005年にスキームができていたのは明らか。党として真相究明する必要がある」
「岸田首相が森元首相に経緯を詳しく聴取する必要がある」

 キックバックが始まったのは森氏が会長を務めていた時代であり、森氏の責任をちゃんと追及すべきという趣旨の発言だ。そして、今の自民党にもう自分の居場所がないと悟ったのか、

「自民にその活力がなくなった時に新党ということはあるかもしれない」

 と新党結成への意欲と取れるようなことまで言い出したのである。

2024年5月20日デイリー新潮掲載記事より引用
https://www.dailyshincho.jp/article/2024/05200559/?all=1