下村博文氏「還流継続」に関与を否定 「誰が決めた?」の問いへの答えは… 自らの裏金は4年で476万円(東京新聞Tokyo web)
2024.01.31
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、安倍派の事務総長だった自民党の下村博文元政調会長は31日、国会内で記者会見し、自身の政治資金収支報告書に2019年からの4年間で計476万円の不記載があったとした上で「国民に多大な不信と疑念を抱かせた」と陳謝した。離党や議員辞職は否定した。

記者会見する自民党の下村博文衆院議員=31日
◆安倍派の元事務総長 還流「全く知らなかった」
下村氏は2018年1月から19年9月まで事務総長を務めた。パーティー券販売のノルマを超えた分の還流については「関与することはなかった」「全く知らなかった」と主張。22年4月に安倍晋三元首相が還流の中止を提案した際に「初めて知った」と述べた。
安倍氏が還流中止を提案した22年4月の協議には、下村氏と当時事務総長だった西村康稔前経済産業相、塩谷立元文部科学相、世耕弘成前参院幹事長が出席したと説明。22年8月にも下村氏と西村、塩谷、世耕の三氏が再び対応を話し合ったが「(8月の)協議の中で(還流継続を)決めた事実はない」とした。
東京新聞Tokyo web 2024年1月31日掲載記事より引用
https://www.tokyo-np.co.jp/article/306488