政治と統一教会の癒着の歴史に終止符を。

下村博文氏「政倫審」は爆弾発言どころか中身ゼロ…選挙対策ミエミエの姑息保身で落選一直線(日刊ゲンダイDIGITAL)

報道紹介
2024.03.19
“真打ち登場”とばかりの演出で、何のためにシャシャリ出てきたのか(衆院政倫審を終え、国会を後にする下村博文元文科相)/(C)日刊ゲンダイ

与野党問わず質問に立った議員が揃って「残念です」とこぼしたことが全てを物語っている。

 18日開かれた衆院の政治倫理審査会。自民党安倍派の下村博文元文科相は、いったい何のために自ら手を挙げ、党執行部の渋い顔を振り切ってまで弁明の場にシャシャリ出てきたのか。

 清和会(安倍派)のドン・森元首相と確執があることから、裏金スキームへの森元首相の関与など“爆弾発言”の期待もあったが、結局「知らぬ存ぜぬ」のオンパレード。派閥パーティー裏金事件の実態は1ミリも解明されなかった。

“真打ち登場”とばかりに大メディアが盛り上げたが、これまで行われた9人の政倫審と比べても酷すぎる「ゼロ回答」。与党内からも「疑問が残る」「何のために出席したのか」と不満が噴出した。多くの国民もガッカリだったろう。

2024年3月19日日刊ゲンダイDIGITAL掲載記事より引用
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/337710